最愛の君/2010.2.




樹秀(キホ)/火髪水肌水目/踊り屋/18世代の第3子。
夕秀(ユウホ)/土髪風目土肌/弓使い/20世代の長子・37代目当主
…絵は上記二人の融合した氏神”七大三元”とその奥様の有寿様です。
樹秀→夕秀に転生と言う設定になっております。
夕秀で七大三元となって昇天の後は、前世での七大聖とは融合してしまったと思っていますので、髪色はオレンジ(火髪と土髪の中間色)で、目の色は青緑(水目と風目の中間色)で描いております^^


さて、どうしても娘が心配で、あまり深く考えずに転生して下界に下りた樹秀でしたが「前世の記憶が残るのは元服まで」と言う期限は、実は、それ以降は前世の記憶も無くして、普通に一族として生きて死んでいくという事でした。
勿論、樹秀(夕秀)はそれを知りません。
有寿はそれを知って何も言わずに、樹秀を送り出しました。

記憶が消える夕秀の元服の月、一族の珠英と言う娘が、交神相手に氏神”七大聖”を指名します。
この珠英と言う娘、樹秀の娘・有英の3ヶ月下の子で、何故か来訪した時から有英大好きっ子で(七大聖を指名したのも「有英ちゃんにそっくりな子が欲しいから!」と言う理由からだったのですが^^;)…何かと有英を構いたがる夕秀と永遠のライバル関係でした。
いざ交神の段になって、珠英は七大聖と夕秀の関係になんとなく気付いてしまいます。同時に、鏡国天有寿の様子がおかしい(沈んでいる)事にも。
交神の儀から戻った珠英は、双子を授かるのですが子供達を見るにつけ、思い出すのは鏡国天有寿の沈んだ様子で、又、自分が戻ってからは余り有英に構わなくなった夕秀もおかしいと。思案しますが、あまり良い考えが浮かばないので、その当時の当主へ「夕秀の交神相手は鏡国天有寿様がいいんじゃないかしら」とアドバイス(と言う名の命令)をしつつ、寿命を迎えます。
その翌々月、月秀は鏡国天有寿様と交神し、自分を見て懐かしげに微笑む彼女の事が気になりつつも、無事に交神の儀を終え、授かった娘と二ヶ月穏やかにすごした後に永眠。氏神として昇天し、再び鏡国天有寿と出会うのでした…。


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