10点神様達と姉弟/2014.8.(塗り:2015.3.)

一族設定本の「カイコロク」の中表紙・奥付の元絵です。最初の神様達。
拙宅の10点神様達は、一族の死後の魂が眠る場所の管理を任されていると言う設定が、あります。
天人や氏神とならなかった一族は、死後、魂を清められ転生を待つ場へと送られます。一族には幽世と呼ばれている世界です。
そこは水のようなものでひたひたと満たされている場所です。足首から脛ぐらいまでの深さの水場で、沈みも浮かびも出来ない浅瀬。そこで眠りながら、一族の魂は転生の時を待ちます。けれど、転生せずにそのまま水に溶けてしまう子も居て。拙宅では溶けてしまう子の方が多いような気がします。溶けた魂は、いつか生まれる誰かの中にちょっとずつ混ざるのかもしれません。
そこを守るのが拙宅の10点神様達です。
魂を清めそこまで送り届けるのが魂寄せお蛍、魂を包み込む水を管理しているのが鹿島中竜。
水場の地を管理しているのが黒曜斎影彦、新しく生まれた魂を水場から送り出すのがお地母ノ木実。
水場を暖め凍らないようにしているのがささらノお焔、水場に悪いモノが近づかないようにしているのが焼津若銛。
水場を守る結界を貼っているのが宇佐ノ茶々丸、水場の周りを巡回しているのが飛天ノ舞子。
元々、人と縁深い神様達で、他の神様達よりも忙しいと言うそんな妄想です。

こちらも「カイコロク」用カットです。友人に「この二人の笑顔の胡散臭さ(笑)」と褒められました。塗ってみて、二人ともピンクの着物なんだなと今更に気づきました。

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