塗り絵 

夢秀(線画:はゆる祈咲様)/2010.3.

お祭りにて、はゆる様の線画を我が家の最終当主色に染めてみましたv

夢秀(ユメホ)/土髪水目水肌・男下6左2/大筒士
第21世代の第7子(末っ子)。第42代目当主。そして、最終当主。
母神はおぼろ夢子。

この「土髪水目水肌」は七家では「鬼に魅入られ易い子」とされています。とはいえ、歴代で彼を含めて3人しか生まれてはいませんが…このカラーが生まれると何か事件が起きる、そんなカラーです。

夢秀は周囲の懸念通り通常の人には見えない「何か」が見える子でした。夢秀に説明されてもソレが見えない一族の者には分からないので「何か」としか表現しようが無かったのですが…霊とか鬼とか、もしかしたら過去とか未来とかそう言ったものの類です。それを怖がる夢秀をいつも肯定して支えていたのが、姉である夢亜です。
夢亜と夢秀は前世でも母子だった縁の深い双子でした。
夢亜は自分は何も見えなくても、夢秀の言う事を全部信じて「大丈夫こわくないよ」といつも夢秀の側に居た優しい姉です。夢秀はそんな姉を慕い、姉が悲しむことは言わない・しないように、そして姉が幸せに笑っていられるように、努力します。討伐先でもお互いが怪我したら回復しあう仲良し双子でした。

そして数ヶ月、成長した夢亜は、一族の3ヶ月年上の兄と慕う昼秀に淡い恋心を抱きます。夢秀は少し寂しく思いながらも姉が幸せなら…と影ながら応援していました。
が、その相手が実に…真面目というか朴念仁な男で。夢亜に好意は抱いているものの、それよりも一族の悲願達成が何よりも優先!と言う人で、今一歩お互いの距離は縮まらないまま。そうこうしている内に、交神の儀を夢亜が迎える時期となりました。
昼秀(当時当主でした)に今月は交神を、と言われた夢亜は泣く泣く交神の儀へ…向かう途中に夢秀が、夢亜と無理やり入れ替わって交神の儀へと向かい、南天ノ七(慈英)にこっぴどく叱られる事になります。(慈英が絡んだ交神トラブル事件がこれになります)

後に昼秀は氏神昇天、当主を継いだ夢秀は「これで姉さんが昼秀兄と交神できる」と考えていましたが、その2ヶ月後に一族が悲願達成。
…姉の恋を叶えてあげられなくて、申し訳ないような、でもこれで姉さんは誰にも取られないと少し安心したような。
呪い解放後は、元々備わっていた「何か」を見る能力で一族を上手く率いて、父譲りの交渉能力と、元々備わった美形スキルで、京の町の片隅で姉とついでに一族が幸せに生きて行ける様に励む日々です。


余談ですが、その後昇天した昼秀の方は、前世(初代次男・熊飛)で交神した葦切四夜子様と天界で再会することになるのでした。


はゆる様、素敵な線画をありがとうございましたv




back





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送