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稲荷ノ狐次郎様と、狐英（コエ／女13・上3左1）。
拙宅の七家で、一番親バカな男神様と言えば、狐次郎さんだと思います。
どちらかと言えばクールで、どこか世の中を諦めているような狐次郎さんですが、七家の彼は交神の時には八英（ヤエ）にさんざん弄られ、狐英を育ててデレデレ親バカになり、八英が氏神昇天してからは尻にひかれ、…美形だけど残念な神様になっています…。
狐英を育て始めた時はそこまで無かったのですが、いつも自分の後ろをちょこちょこついてくるちっちゃいオカッパ娘を構ったり弄ったりしてる内に、いつの間にかすっかり親バカになっていました（笑）
狐英の方もお父さん大好きっ子なので、「ととさま」と言って狐次郎にべったりしていました。
狐英が地上に降りる時は、「まだちっちゃいから、もう一ヶ月位、俺の所に居てもいいんじゃないか…？」とか言い出してます。
狐英は氏神昇天出来なかったのですが、自分の神格のせいで狐英が上がれなかったと狐次郎は大層凹んでいました。
それでもあの子は、あなたの子で幸せだったんだからと八英に慰められております。
狐英の旦那の円秀（エンホ）とは狐英を挟んで、永遠のライバル関係です。でも、仲は悪くは無いようですが。
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