幼少期の幾野(イクノ)と、冬衣ノ百首(浅茅生/アサジウ)。
幾野の父母が、袖多と新天。
冬衣ノ百首(浅茅生)は、拙宅・百首家より分社して来た氏神です。
過去に一度、百歌家の三室と交神の儀を行い、息子が居ます。けれど、三室が恋だの愛だのに興味を持たない子で強さだけを求めての交神だったので、浅茅生との間には何もありませんでした。浅茅生の方は、少なからず三室の事が気になってはいましたが…。そして、三室は氏神として上がらなかったので、そのまま終わりました。
浅茅生と氏神になった新天は、仲が良かったので、新天が幾野を育てている時に良く一緒に遊んでやっていました。
そんな浅茅生を、幾野はとても気に入って、天界から降りる時に一緒について来いと言いますが、それは無理だから…と断られて、じゃあどうしたらまた会える?とイツ花に聞いたら「…交神の儀で会う位ですかね…それか氏神になるか…」と言われたので、「じゃあ、俺、ジウと交神する!」と宣言して天界を去ったのでした。
浅茅生は子供の言う事だからすぐ忘れるだろうと思っていたのですが、一年後、幾野は浅茅生との交神の儀を希望します。
その辺りとその後の経緯は、百歌家プレイ記の1030年辺りを参考にして頂ければと。
浅茅生がかなりの長身(182cm)で、幾野は身長が170cm行かなかったので、姉さん女房な上に身長逆転カップルでもあります。幾野はちょっと、それが残念ですが「ま、ほら、閨では身長は関係ないからな――」と言いかけて、赤くなった浅茅生にポカリと後頭部を叩かれています(笑)。
浅茅生は、交神の儀は二度目ですが、一度目は純粋に儀式だけで終わったので、あまりそちら方面の話題には慣れてません(苦笑)。
そして、幾野と生まれた息子・滝(タキ)が、土髪水目水肌の男13顔…図らずも、幾野の父系の曽祖父に当たる十座にそっくりな顔グラの子だったのでした(笑)。
よく考えたら、滝は、肌と目の色が幾野と一緒で、髪色が浅茅生と一緒なんですね。
朱点童子戦で命を落とした幾野に変わって、自分が朱点を打つから、二人が天界で暮らせるように…と昼子に頼み込んで、朱点打倒を果たした孝行息子でした。
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