袖多と新天/2011.7.

百歌家の袖多(ソデダ)と新天(アラデ)。絵では逆に見えますが、袖多の方が11ヶ月年下です。姉さん女房。

袖多が弱冠2ヶ月で当主になった時に、討伐隊で一番年上だった新天に補佐をしてもらったり何かと助けてもらいました。誰にでも優しい新天に、仄かに恋心を抱いていました。
交神の時に、存命中には伝えられなかった想いを、袖多は交神の時に思い切って告げます。多分これが最後だから(袖多は氏神として上がれるかどうか…と言う所でした)、自分の気持ちをただ知ってて欲しいと思ったのです。
新天は、小さい時から知ってる男の子が、いつの間にか立派な男の人になっている事に気付いて慌てます。しかもその子から告白されるなんて思いも寄りませんでした。袖多から真っ直ぐ見つめられて告白されて、自分もそんな真っ直ぐな袖多が好きという事に気付きます。
交神月は二人らしく穏やかに過ごしました。

生まれた二人の息子・幾野(イクノ)は、全身水で、袖多の父の十座からの素質が色濃く出ていた子でした。但し性格は、母の早仁似(笑)。豪快でイタズラ好きなのに加えて、やんちゃで、自由気まま。やや俺様気質。天界では、新天が慌てて幾野を追いかけている様子がたまに見られました(笑)。

交神から4ヵ月後、幾野の初陣を見届けてから、袖多は氏神として天へ昇りました。しかも、愛する新天の真横に(笑)。
氏神名は、袖多が”国造宮百歌”で、新天が”善通院百歌”です。共に水神。…新天はともかく、袖多は水神に見えないんですが(苦笑)。

そして、二人の息子の幾野が、交神相手に…と選んだのが、拙宅、百首家より分社して来た氏神、”冬衣ノ百首(浅茅生)です。


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