十座と早仁と袖多/2011.7.

東京極摩多羅こと、十座(ジュウザ)・早仁(サニ)夫婦と、息子の袖多(ソデダ)。

東京極摩多羅(十座)は、拙宅・東京極家より分社した氏神です。

早仁は百歌家の11代目当主です。一見、儚げな美少女ですが、性格はとても体育会系。豪快でさっぱりした性格で、ちょっといたずら好き。男子よりも女子にモテるタイプの子です。
早仁の相手の東京極摩多羅も、砂乃の時と同様に先代当主の早世百(早仁にとっては父親に当たります)が勝手に相手を決めて、交神話を進めていた神様でした。ただ、早仁は「父様は、父様なりに私や一族の事を考えてくれてたんだよね」と思っていたので、何の拘りも無く交神の儀に臨みました。幻灯で見た東京極摩多羅のお顔も、目つきが鋭くて、ちょい悪っぽくて何だかちょっと格好いいと思っていたし(笑)。
実際の東京極摩多羅=十座は、早仁が幻灯を見て想像した性格と全く違い、心配性でお人好し、やや天然のドジっ子でした(笑)。そして、十座は自分の目つきが悪い事を気にしていて、分社の声がかかった時には、この目つきがお嫁さんに嫌がられるかも…怖がられるかも…と心配していました。
いざ、交神の間で顔を合わせた早仁に、十座は一目惚れしてしまいました。そして、綺麗なのに気取った所が無くて、話しやすい雰囲気で、好ましいと思いました。そこで、思い切って恐る恐る自分の幻灯についてどう思ったか尋ねると、早仁は「幻灯ですか…?格好良かったです!」と言うので、この子はちょい悪な人が好きなのかな…と思って、頑張ってそんな人のふりしてみようとしますが、早々に挫折(笑)。
一方の早仁は、十座が想像していた性格と違っていたのでちょっと残念とは思いましたが、慌てる十座を見てむくむくと「可愛い…」という思いが沸き上がったので(多分母性本能と少しのサドッ気/笑)、二人は晴れて夫婦となりました。

そんな黙っていれば美男美女の間に生まれたのが、モヒで火肌の袖多です。
外見は強面ですが、性格は父親に似て穏やかな性格をしていたので、早仁は「せっかく強面でカッコイイのに!」と、非常に残念がりました(笑)。

さて、その袖多と、瀬里さんと砂乃の間に生まれた新天が、後にカップルとなります。


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