2012年8月に発行した百歌家本の表紙線画をちょっといじったものです。
百人一首一族(百首・百歌・百詠家)の子ネタ本は、タイトルを「百家百様」にして、表紙のデザインを統一する…と決めていたので、1月に発行した百首家本と似たような雰囲気になっております。
今回の表紙は、百歌家の大江山越え時期の面子。画面向かって左より、剣士で5代目当主の霜夜(シモヨ)・槍使いの苧島(ヲシマ)・槍使いの玉緒(タマノオ)・剣士で後の6代目当主の一夜(ヒトヨ)・弓使いの村雨(ムラサメ)。手前の弓使いチビっ子二人は双子で、女の子の方が月矢羽(ツキヤハ)、男の子が朱矢来(アケヤラ)と言います。
百歌家は世代ごとに職業が固定、当主家系は剣士と言う決まりがあったので、苧島から一夜、村雨から朱矢来が同世代です。剣士を間に挟んで世代が変わるというのが目に見えてわかるなと、描いてみて思いましたが、このテーマで描くと必ず剣士を描かないといけない家だなとも思いました…(苦笑)。
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