円秀と狐英2/2012.10.

11月からの俺屍屋トップ絵でした。
10月の俺屍オンリー新刊の主人公だった円秀と狐英です。

狐英が来訪した1029年の12月、円秀が討伐に出るのをお見送りをしている場面です。…本当は随分と前に描いていた線画にようやく色を載せました。
円秀は1029年の11月の討伐が初陣で、親王鎮魂墓の地下2階で木ッ端の自爆攻撃により大怪我を負い戦闘不能に陥りました。幸い、一命は取り留めましたが、討伐に鬼対する恐怖心を払拭できずに、それを誰にも言えずにいた所に来訪したのが狐英です。
自分よりもずっと小さくて泣き虫の狐英(初めて出会った時には父神様と離れたのが悲しくて泣いて泣いて目が真っ赤でした)を見て円秀は、体の大きな自分でも鬼の巣窟への討伐は恐ろしいのに、こんなに小さな子が鬼と戦えるのだろうかと心配になりました。
「円兄様」と自分の後をついてくる狐英を見る内に、やがて、自分がもっと強くなって、鬼からこの小さい子を守れるようにならないといけないんだと思い始めて、円秀は鬼への恐怖心を克服しました。
狐英が来訪した12月始めは長雨が続いて、討伐へ行く予定が数日遅くなりました。やっと雨が上がった日、円秀は小さな狐英の頭を撫でていってきますと討伐へ出て行くのでした。

…その後、この12月の親王鎮魂墓討伐で、今度は円秀の父親の蓮秀が大怪我を追い帰らぬ人となりました。


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