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新熊本家の初代・市であり、最後の当主である南田尻。
この一族は「熊本市に新しく合併した町名をつける」と言う、ご当地一族だったのですが、その名前が丁度一周した所で生まれてきたのが、初代当主と同じ顔グラの南田尻でした。
初代・市は戦えなかった初代です。両親が亡くなったことも、自分が鬼と戦う為に生まれたことも、神と子を成すことも、どこかぼんやりと他人事のように思っていて。初陣で鬼に恐怖し、翌月に討死しました。
ずっと天の当主の座で自分の息子から繋がった一族を眺めながら、もう一度この一族に生まれ当主としての責任を果たしたいと昼子に願い出、未来ではなくこの時代に転生しました。
南田尻は最終決戦の討伐隊長は最も信頼していた一族の子に任せ、悲願達成を果たします。呪いの無い残りの人生は、亡くなった一族の菩提を弔うためだけに使うと決めています。
ついったで見かけた、影レイヤーに色を乗せてなじませる塗り方を試してみました一枚。
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