瀬里さんと砂乃と新天/2011.7.

咲也様宅より分社して頂いた、北天ノ神守様(瀬里さん)・砂乃(サゴノ)夫婦と、娘の新天(アラデ)。

砂乃は、素那の娘の子…つまりは、孫に当たります。見た目は華やかな美女なのですが、性格は派手ではありませんでした。外見で勘違いされやすいのが、悩みの種。旦那様の瀬里さんには中々素直になれなくて、そんな自分に凹む事が多々あります。最近は、ちょっと頑張って「瀬里が大事なの…別に嫌いじゃないのよ」って伝えようとしているみたいです。
新天は、そんな母親には似ず(笑)素直なおっとりした子に育ちました。多分、性格は瀬里さん似。瞳の色も瀬里さんに似ています。年下の子の面倒を良く見ている、優しいお姉さんで皆に好かれる子でした。

砂乃から瀬里さんへの【I love you 和訳バトン】
・砂乃→瀬里さん 「嫌いな所、なんて…思いつかないの」

砂乃の交神話のプレイ記に「実際に会った第一印象は、瀬里さんは砂乃の好みのタイプだった…」と書きましたが、その後、瀬里さんと話している内に自分の話をちゃんと聞いて受け止めて、きちんと答えてくれる誠実な態度もとても好ましく思いました。(砂乃が居た頃の百歌家男子は、あまり人の話を聞かないタイプの子が多かったので/笑)
話せば話すほど、瀬里さん個人に惹かれて行く自分に気づきます。
けれど、素直になれない砂乃の事、「このまま好きになっちゃったら、駄目よ…!」と思って(そもそも抵抗した末での交神の儀なので、変な意地もありました)何とか、瀬里さんを好きにならないように…嫌いな所を探そうとし始めます。…が、嫌いな所が中々思いつかずに途方にくれてしまいます。
真っ直ぐにこちらを見る瞳とか、笑うと可愛くなる顔だとか、真剣に話を聞いてくれる表情とか、自分の名前を呼ぶ声だとか、褐色の骨ばった手とか、考えごとをしてる時の仕草とか、瀬里さんの事を考えると逆にドキドキしてしまって、嫌いどころじゃないと、好きなんだと思い知ってしまいます。
困ってしまって、今度は自分が好かれないように…瀬里さんに嫌われようと頑張って精一杯ツンとしてみるのですが、生前に当主として人を見る目を鍛えてきた瀬里さん相手には、無駄な抵抗に終わり凹みました(笑)。

最近、様子がおかしいけど、どうしたんだと尋ねられて、
「だって、私が瀬里を選んでここに来たわけじゃないから…。瀬里を好きになっちゃいけない、嫌いになろう…って思ったの」
と、沈んだ調子で砂乃。
この時には、前当主への意地よりも、瀬里さんは自分が選んでお願いした相手じゃない(前当主が勝手に決めていた)のに、私が好きになったら瀬里さんは迷惑なんじゃないか…と思い始めていました。
「でも、嫌いな所、なんて…思いつかないの。駄目なのに。瀬里の嫌いな所なんて一つもないの…」
嫌いな所なんて一つも無い=全部好き、って事ですが、こういう回りくどいのが砂乃らしいかな…と。そんな感じで告白してしまうんだと思います。

幻灯を見ずに瀬里さんの所に来た…と言う話をした時に「可愛らしい抵抗だ」と囁かれた時には、真っ赤になって手にもった道具を取り落としています。「可愛い」なんてあまり言われなれてないからです。(「美人」とか「綺麗」と言うのは割に言われていますが)
「い、今の『可愛い』は…わ、私個人の事じゃなくて行動そのものについての『可愛い』だから、つまり、私個人に対しての『可愛い』じゃなくて…か、勘違いしちゃ駄目よ、私…!……え、でもその行動も私の行動だから…『可愛い』って……私のこと……?…え?えええええ!?」とか慌てて脳内会議が行われている事と思います(その間、真っ赤になって固まってます/笑)。



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